資産運用を始めるにあたり、それなりの準備が必要となります。
まずさまざまな投資商品にはどのようなリスクがあるのかを考えて
いきましょう。
株や証券、不動産といった資産運用には必ずいくつかの「リスク」
が存在します。どの投資商品を資産運用に取り入れるかを判断する
ためには、リスクがどれくらい存在しているか、十分に検討する必
要があります。
<いろいろな金融商品、リスクもいろいろ>
金融商品を資産運用の手段として導入する際には、どのようなリス
クがどれだけあるかを十分に検討し、必要最低限のものだけにとど
めることが大切です。
●価格のリスク
価格の上下によって生じるリスク。価格リスクのある商品を導入す
る前には、「将来、その値段が上がる(または下がる)可能性の方
が高い」と判断できるか十分に考慮しなければなりません。
株式や不動産。またはそれらの値動きに連動して価格が決まる、株
式を組入れた投資信託やREITなど。
●金利のリスク
金利の上昇によって価値が下がってしまうリスク。債券の発行時よ
りも金利が上昇すると、約束している利率の「ありがたみ」が相対
的に下がり、債権そのものの価格も下がります。
主に、債券。債券を組み込んだ金融商品。預貯金やローンを組む場
合も、将来の金融動向を検討したいものです。
●為替のリスク
ドルや人民元など外貨と日本円とのレートの変動によるリスク。日
本円が強くなる(円高)と判断できるならば国内の商品を選び、逆
ならば外国のものを選びます。
外貨預金や外貨建ての株式や債券。また株式投資では、輸出・輸入
が多い企業の銘柄などに投資する際にもこのリスクについて留意し
ましょう。
●信用のリスク
投資先の企業や国などの信用が下がることによって生まれるリスク。
株式では投資した企業が破綻してしまえばリターンどころか元本す
ら戻ってきません。
主に株式と債券。またはそれらが組み込まれた投資信託。預金先と
して、どの金融機関を選ぶか判断する際にも、リスクが少ない会社
を選びたいものです。
●流動性のリスク
売りたいときにすぐに買い手がつかないリスク。買い手がみつかっ
たとしても価格を大きく下げなければ売ることができない場合のこ
と。株式は値段が急に下がった場合でも買い手が見つかりやすく、
流動性のリスクが少ないといえます。
特に不動産は注意が必要です。
●手数料と税金
証券会社や金融機関を利用する場合は必ずなんらかのコストがかか
ります。手数料や成功報酬のパーセンテージなど、将来期待できる
リターンに対して見合うものなのか計算する必要があります。利益
を出した場合の税金についても同様です。
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